[コラム04]「食」の3原則

1.「身土不二」(しんどふじ)
身土不二とは「身体(身)と環境(土)はバラバラではありませんよ(不二)」と言う意味です。その土地で取れたもの、その季節に自然に取れるものを中心に食べていれば、自然に適応し、健康に季節の変化についていく事が出来ます。夏には、身体を冷やす食べ物が採れますし、冬には、身体を温める食べ物が自然と実り、人がその季節を過ごしやすくなっているのです。

2.「一物全体」
一物全体とは「ひとつのものを丸ごと食べる」という意味です。一つのまとまりのあるもの(種子、実、葉、根など)は、いろいろな面でバランスが取れている上に、まとまっていることによる何か特別の働きが期待できます。特に種子や実は、そのまま次の世代を生み出せるほどですから、生命エネルギーに満ちた食べ物といえます。そして、穀物なら、出来るだけ、精白を少なくして、玄米に近い状態で食べることによって、食物繊維や各種ビタミン・ミネラルをバランスよく食べることが出来ます。

3.人間は穀食動物
動物は、食べ物によって歯が決まっています。人間も歯の割合で食べればよいのです。

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